2006年04月08日(土)

長崎県嘉瀬川


3月18日、佐賀県古湯温泉の脇を流れる嘉瀬川C&R区間でドリフチェッカーをやった。
昨日も、熊本県白川でドリフチェッカーをやっており2日連続の取材。
なにせ、エスエイジイエイ・・・SAGAの佐賀県でドリフターを調べるのは初めて。期待してやって来ました。
ここは、見た目どおり川の規模、渓相ともに素晴らしくフライフィッシング向きな平瀬がある。情報では魚影もかなり濃いという。
ところが、前夜からの雨は降り止まず。川は朝からもう濁ってしまっていた。
それでも、ドリフターを集めるネットをセットしてみると・・・9時すぎからウスバガガンボがハッチ。10時からはフタバコカゲロウ、サイドコカゲロウがドリフターになってきた。水温は8.5℃。
さらに。昼を過ぎる頃には、ネイブルコカゲロウに、シロハラコカゲロウもハッチ流下。
ドリフター状況はかなり順調。しかし、一旦濁ってしまった流れからライズはまったく見えない。
現場には、福岡県太宰府のフライショップ「げんごろう」の釣り仲間が10数人も集まってくれ終日ドリフターを一緒に観察して盛り上がりました。
だが、肝心の天候は夕方近くになっても雨は止まず、濁りっぱなしでライズ無し。
結局ドリフターを、チェックしたのみでワンキャストも出来ません。福岡空港に降りてから、1週間なにも結果が出せず・・・先月のようなぼ〜ず流浪旅に陥っています。明日19日の午後からは、熊本県白川に戻り、ドリフチェッカーの延長戦を・・・。



2006年03月25日(土)

大分県大野川


3月12日から22日まで九州の川を回ってきました。
最初は、大分県竹田市の大野川。13日15日16日の3日間を過ごしました。
初日13日は朝に小雪が時々舞い、14日は午前中を中心に数センチも雪が積もる有様。九州なのに思いっきり寒くて参った。
その挙げ句に15日は土砂降りの嵐。
この川は阿蘇連山の北側を流れており、あちこちから湧水が流れ込んでいる。
そのため、こんな天候の日々でも、日中の水温は13〜15℃と安定していた。
その湧水の影響は、水生昆虫の動きに大きく現れていた。
水生昆虫の羽化は、昼前から午後がメインで、サイドコカゲロウ、ヨシノコカゲロウ、シロハラコカゲロウなどコカゲロウ系は多数。
さらに、午後を中心に、もうアカマダラカゲロウにエラブタマダラカゲロウ、エルモンヒラタにナミヒラタ。
さらに驚いたことに、午後5時頃には、シーズンのハシリだろうけどモンカゲロウまで出てきた。
水中の季節進行は、関東あたりに比べると確実に一ヶ月ぐらい早い様子。
カワゲラは、オナシカワゲラが、アダルトを数匹見かけた程度。その代わり、ウルマーシマトビケラにコガタシマトビケラ、ヤマトビケラ
はかなりの量が出ており、マルツツトビケラは、たくさんのケースだけが川底の石に残されており、ハッチはすでに下火段階に入っている模様。
水中写真には、ヒゲナガカワトビケラのネットと、たくさんのヤマトビケラのケース、コガタシマトビケラのネットも二つ見えます。
このように、水生昆虫には素晴らしい川でしたが・・・ヤマメの姿はサッパリで・・・。



2006年02月04日(土)

渓流解禁スタート


2月1日、愛知県寒狭川12時。
待ちに待った解禁。それがどうだ。この雨。大きな雨粒が水面を激しく叩くので、ライズがどうのという話ではない。
この有様の中で、ドリフターチェック。2月、土砂降りの雨。いったい何が流れるというのだろうか・・・
何事もやってみなくてはわからない、意外に出ましたね・・・ユスリカが。
この模様は、近日、雑誌「Fly Fisher」に掲載予定なので、詳しくは誌上にてということで・・。



2006年01月18日(水)

荒川2006年1月16日


新年早々から、ひどいセキに悩まされていましたがやっと回復したので、荒川(埼玉県皆野町ニジマスC&R区間)に行ってみました。
川に降りたのが11時過ぎ。幸い気温は9℃もあり、岸辺の水温も8℃とかなり高い。まだ、前々日の雨の影響か少し濁り気味。
・・・さて、と流れをチェックするもまったくライズがない。ドリフターを見るが恐ろしいことにシャックの数片以外まったく無し。
12時を回ってもまったくドリフターはなくライズもない。こういう時は普通釣りはしないのですが暖かい日向で気持ちがいいので、ライズキャッチャーを使って、ユスリカラーバを60cmぐらいのタナでサスペンドしてみました。
そるとこれがなかなかで、14時過ぎ頃までは40cmオーバー混じりでよく釣れました。
ところが、15時頃からはまったくニジマスの活性が低くなり、なんとオイカワが私の#12のラーバにヒットする有様。
そうそうに引き上げて、皆野町町営温泉(入浴料500円)に入って帰宅しました。
ところで、どうしてまるっきり水生昆虫の動きがなかったのでしょうか。
無責任なようですが、ただの日並み?それにしてはまったく水生昆虫が死滅したかのような静まり様はちょっと珍しいこと。
水温の急変などがユスリカの活性まで下げてしまったのかも知れません。ただ通常は、ユスリカやこれから出てくるクロカワゲラなどにとって水温が低いことなどはまるで問題にはなりません。なにせクロカワゲラやヤマユスリカなどはわざわざ寒い時期を選んで羽化してくるのですから。今までの体験では、水温2℃以上あれば羽化が見られました。
ただシーズンを通じて水温の急低下や、冬場の水温急上昇は影響が大きいと思われます。
また、ヒットしたニジマスの捕食物はシャック破片のみでした。



2005年12月22日(木)

2005年12月20日埼玉県皆野町荒川


12月20日。埼玉県皆野町荒川冬期C&R区間。
このところの大寒波で、ついに分流が凍ってしまいました。川へ少し立ち込んで氷を割ってみましたが何の足しにもなりません。
幸いこの日は日中に気温が上がってずいぶん氷が溶けたのですが、結局上流から次々と氷が流れてきます。
午後には、ユスリカアダルトがかなり水辺を飛び回り、「おやっ」と思わせました。しかし、調べてみると新たなハッチはほとんど無く、ライズも一時少し見られただけ。
これは、水温が低いということよりも、数日前からの水温急低下が原因でしょう。水温が低くても安定すればまたハッチが起こると思います。気になるニジマスは、活性が低く、底へ沈んでいる個体がほとんど。それでも、午後の後半には流れ出し付近のごく一部ではライズが継続して見られ、ポツポツヒットさせているフライフィッシャーもいました。
いずれにしろ、これからの川は、天候をよく把握してから出かけた方が良さそうです。



2005年10月20日(木)

オオユスリカピューパ浮上


10月19日。埼玉県寄居町にあるYGLというC&R(フライ・ルアー釣り場)に行ってみました。
正午過ぎに池畔に着くと、この時間なのにライズリング。見ていると、数分に一回ぐらいは池のあちこちでライズしている。そこで、管理人さんに許可を得て流れ出し付近でドリフターを採集してみました。流れ出しとはいっても流速が遅いので、柄付きのネットで岸際の水面を掬って回わる。
わずか数分・・・すると、どうだ。
まだ赤黒い羽化直後のオオユスリカアダルト。それから、アオヒゲナガトビケラアダルトがネットに入った。管理人さんに聞くと最近では大きなミッジピューパパターンやソフトハックルでよく釣れているという。
それからも午後ずっとライズは見られ3〜4時頃にちょっとしたピークもあった。
トータルして、オオユスリカのハッチはまだこれからという感じだが、マスはもうすでにオオユスリカ待ち体勢。これからかなり期待出来そうだし、その後ぐらいか、アカムシユスリカも出るようなら更に長く楽しめそうだ。しっかり、ミッジングを楽しんだ帰りに管理小屋前の街灯を見ると、コガタシマトビケラ、ウルマーシマトビケラ、オオユスリカが飛来していた。
この池には、小川が流れ込んでいるので、そこに棲む水生昆虫がかなり池の方にもやってくるようで未確認ながら、流れ出しにはヒゲナガも生息しているという。
こういったポンドの管理釣り場であっても、ミッジングやマッチング・ザ・ドリフターの釣りが出来るというのはたいへん面白く、今後は、もう少し詳しく虫の動きを観察したいと思っている。