刈田スタディオ KARITA AQUATIC INSECTS LAB
2021年03月17日(水)

プランBのフライ


シロハラのハッチが始まっている。この時期は、サイズが最も大きい時期からたいへん釣りやすくもある。
しかし、時には思い通りに釣れないこともある・・・このベストフライが見えんのか?
・・・というほど怒りも湧いて、悔しい。
まあ、これからどうしようかと悩めるところもフライフィッシングの楽しいところ。
そんな時に、使いたいのがプランBのフライ。
18番から16番・・・とか、使いやすいフライではなくて、普段ならちょっと避けてしまいたくなるフライだが、奥の手のとしてビシッと決まるのがプランBフライ。
ただもちろんだが実際ドリフターになっているキャラでなくては意味はない。
その代表的な例としてもっともお勧めなのがミジカオフタバコカゲロウ。
体長が、3〜5㎜という小さなコカゲロウ。今のシロハラに比べると、そのサイズがわかるだろう。小さいけど注目すべきは、春から初冬までデイリーで多くハッチしている。
・・・とはいえ、サイズが小さいことと、カリタ式ブック以外ではほとんど紹介されていないので、知らない方が多いかも。
まあ、だからこそプランB。
フライパターンとしては、トラップドダン。または、シャックが絡んだキャプティブダン。そして究極が、スペント。水中羽化を終えた後の水中ドリフターだ。真っ昼間から午後に流下量が多くなるのもうれしいところ。この場面では、サブライズになるので、ドリフティングリグで、釣ることになる。