刈田スタディオ KARITA AQUATIC INSECTS LAB
2023年03月27日(月)

ライズを釣るには・・・


「ライズ」見つけたら、そりゃあワクワクで、すっごくうれしいもの。
何十年、ライズを狙っていても、それはまったく変わらない。
・・・ホンネとしては、ライズを見つけたら、即、フライ(毛鉤)をキャストしたいところ。しかし、根拠のない当てずっぽうでフライを急ぎキャストしたところで、良いことはない。フライを見切られたままキャストを繰り返せば、ライザーを警戒させ、どんどん釣りを難しくしていく。
一方、フライを使うフライフィッシングでは、どのようなフライを使って釣り上げるかが、また楽しみなところである。
だから、ライズがあって、その時流れているドリフターをチェックして、そのドリフターに似たフライ。いわゆるマッチフライを選んで試す・・・そこがライズ しているヤマメとかと、まるで試合するような感じが味わえるところがまた楽しい。
そのドリフターというのは、川に流れてくる水生生物や昆虫など、ヤマメやイワナなどの食物になるような流下物のこと。
課題は、どうやってドリフターを知るかということ。何のことはない、このような網目の細かいランディングネットで水面を探ってみるだけで良い。ライズがあるときには、必ず何かしら手がかりとなるドリフターが見つけられるはず。