刈田スタディオ カリタ式 KARITA AQUATIC INSECTS LAB
2005年02月05日(土)

No.325 Genus Ephemerella ♂ Dun


アメリカロッキー山脈の川でもっともポピュラーなマダラカゲロウ。通称PMD。亜成虫は薄いグリーンのボディが特徴。
現地では似たようなサイズのマダラカゲロウが数種相次いで羽化するが、すべてPMDと呼ばれたりしている。
日本ではクシゲマダラやホソバマダラと同属。体長8mm。



2005年02月05日(土)

No.314 ミレズニックスプリングクリーク M.T. USA


心地よい草原をゆっくり蛇行して流れるスプリングクリーク。
私は、このような風景を夢にみるほど憧れていた。ところが、日本にはなくてもアメリカにはいくらでもあるのです。
ここは、モンタナ州ボーズマン近郊、ミレズニックさんちの庭先。そう、個人所有の川なのです。まわりには牛も放牧されています。自然繁殖のニジマスやブラウントラウトがいくらでも泳いでおり、さらに驚いたことに、日本では絶滅したカワウソもそのへんで群れて遊んでいます。エサがそれはいくらでも捕れるのですから、棲み心地はよいでしょう。それなのに、オーナーはマスが食われるなんてことまったく気にしません。素晴らしいこと。
川底は泥っぽいのですが、オーナーが瀬に石を入れて水生昆虫のための環境作りをしたそうです。おかげで7月頃には毎日スーパーハッチ。パラダイスなんてホントにあったんです。まっフライをやっている人だけしか喜びませんが。



2005年02月05日(土)

No.313 Black canyon Colo. USA


ブラックキャニオン。(コロラド州)
自然公園内の渓流。駐車場とトイレ以外何もなくマスが悠々と泳いでいるだけ。

美しい風景、マス、夢に見たような釣り環境がここにはある。
上流には、巨マスで有名なテイラー川がある。



2005年02月05日(土)

No.315 San juan river N.M. USA


サンワン川。
夏はかなり高温になるニューメキシコ州だが、ダムからのテイルウォーターがマスの生息を可能にしている。この川の釣り規則は、マスの持ち帰り制限で 50cm以上のマスが1匹だけ許されている。日本の規則とはずいぶん違うもので、結果として40cm以上のニジマスだったら生息密度世界一だろうと思う。また、この川は一年中フライフィッシングが楽しめる。
珍しい私のヒットシーン。撮影は、東知憲さん。



2005年02月05日(土)

No.305 Madison river M.T.USA


マジソン川上流(アメリカモンタナ州)。
このあたりは早瀬・平瀬が連続した渓相で水質が良いためアメリカにしては水生昆虫の生息種、生息量ともに多い。カディス、ストーンフライ、メイフライそれぞれが時間ごとに移り変わりでハッチショーを見せてくれたりする。
ここはフライフィッシングC&R専用になっている区間でライズの釣りが楽しめる。レインボウとブラウンが生息しており、アベレージ40〜48cm ぐらいだったら腕が疲れるほど釣れる。狙えば60センチ以上のマスも釣れるが私はことごとくラインブレイク、フックが折れる等で敗退している。



2005年02月01日(火)

No.301 Henrys fork river I.D. USA


毎年水生昆虫の撮影に行っているヘンリーズフォーク川(アメリカ)。
ロッキー山脈(アイダホ州)を流れており、水生昆虫が多く生息し大きなマスが釣れることで有名。世界中からFly Fisherが訪れる。特に日本からのファンも多い。川幅は50mもあるがほとんどの場所で歩いて川を渡ることが出来る。
ここで、ライズしている50cm以上のマスを釣ること。それは、世界中のフライフィッシャーの大きな目標となっている。
水質はやや栄養分が高く、石が少ない渓相ということもあり水生昆虫の生息種にはやや偏りがある。生息量はかなり多い。