刈田スタディオ カリタ式 KARITA AQUATIC INSECTS LAB
2005年02月05日(土)

No.331 Giant Salmonfly


6 月から7月上旬に羽化してくる巨大ストーンフライ。成虫は、体長だけで50ミリはあり、またこの幼虫はすごい。昆虫好きには必見だ。羽化期には午前中羽化ショーが見られ、日中はずっと交尾相手を求めて飛び回る成虫が川にいる我々をめがけてしがみついてくる。それは壮観なる世界。だが、昆虫を好まぬ方は絶対近づいてはならない。



2005年02月05日(土)

No.330 Genus Lepidostoma


カクツツトビケラ科のカディス。日本ではポピュラーなコカクツツトビケラ属によく似てアンテナの第1節に毛が生えている。ヘンリーズフォークやマジソン川に非常に多く生息している。



2005年02月05日(土)

No.329 Spotted sedge(Genus Hydropsyche)


ロッキー山脈の河川でもカディスといえばこのシマトビケラ類を忘れてはならない。このウルマーシマトビケラによく似た種以外にも、前翅に斑紋がない通称シナモンカディスも多く生息している。
初夏から秋まで川には入れる季節にはずっと岸辺あたりをウロウロしている。



2005年02月05日(土)

No.328 Drunella Flavilinea


通称フラブと呼ばれているトゲマダラカゲロウの仲間。7月の20時頃にまとまって羽化する。マスの大好物。体長11mm。



2005年02月05日(土)

No.327 Genus Baetis


コカゲロウ♀D。ベィティスやブルーウイングオリーブと呼ばれている。体長6mm。他には体長5ミリぐらいの種もいる。生息量は計り知れなく多く、しばしば、川を覆ってしまうのほどのスーパー流下を見せる。他に、現地では知られていないが日本に生息するヨシノコカゲロウとほぼ同種と思われる種もごく普通に見られる。



2005年02月05日(土)

No.326 Genus Ephemerella ♀ Dun


302と同種の♀亜成虫。複眼の大きさを見ればオスメスは一目でわかる。羽化は昼頃から始まる。体長8mm。