2021年03月13日(土)

ライズがなくてもサブライズ1


ライズがないと、つまらない・・・それももう昔話。
たとえライズが水面に見えなくても、奥の手がある。
なにしろ、実際のところ水中ではヤマメがドリフターをどんどん捕食・・・サブライズしているからだ。
この頃、ナミヒラタカゲロウのハッチが始まってきている。
ほどよく大きなメイフライで、水面上をパタパタしながら流されていくのを見かけたことがあるはず。
ただそれを見て、何だナミヒラタは、食われない・・・などと誤解している声を何度も聞いたことがある。
そりゃあそうだ。ナミヒラタは、ボトムハッチのキャラ。
だから、そのダン体型のイマージャーやらスティルボーンは、水中ドリフターになる。ヤマメにしてみれば、わざわざ水面へライズしなくても、ぱくぱく食えるわけ。流心系の居心地のよいところで待っていれば、水中ドリフターはゾロゾロと目の前に流れてくる。
・・・となればだ、水中ドリフターへマッチ出来る、ドリフティング釣法でサブライザーに挑戦すれば楽しい。つまり、流れの中上層に、ドリフターマッチフライでナチュラルドリフトを仕掛ければよいのだ。
春は、ナミヒラタにフタバコカゲロウ、ウスバガガンボ、ブユがボトムハッチ。そこへ、やがてヒメヒラタやエルヒラタなどのボトムハッチャーが加わってくる。



2021年02月22日(月)

早春のカディス


春にハッチするシマトビは、かなりよく知られた重要種でハッチもまとまるのでわりとわかりやすい印象。けれども、シマトビよりもずっと早く、カディスで一番早くハッチするのが、このヒラタコエグリトビケラ。世界的には、アパタニアと呼ばれて北半球に広く生息しており、近縁種も90種以上といわれているほどの普通種である。 それがユスリカの大量ハッチに混じって出てくるのが悩ましいところ。キャストばかりに夢中になっているとせっかくのチャンスを見逃してしまうことになる。まあ、ほかに同時流下しそうなのは、シロハラコカゲロウかな。



2021年02月11日(木)

冬から早春へ


冬もそろそろ終わりに近づきつつあるかなという気配・・・のこの頃。
ドリフターチェックをやってみると、ハッチは、やはりユスリカ系のあれこれが大いに目立つ・・・ミッジングのベストシーズンである。
ミッジングは、「フライが小さ過ぎてね・・・」などとよく言われる。
まあ、確かに体長2〜3ミリという小さなユスリカだけがハッチしていることはある。しかし、うっかりだまされてはいけない。
ヤマメなどにとっては、決して小さなドリフターを食べたいわけじゃない。小さなドリフターは、数が多いという原則的要素は確かにある。実際、ドリフターをチェックして見ると、この時期は、こんな有様でガク然とする。
これでは、ヤマメなどにとって、たちまち腹一杯になりそう・・・。けれども、現実は違う。意外にセレクティブにライズしていることに驚かされることが多い。
この時期は、様々なサイズのユスリカに混じって、本命ともいうべきプラスアルファのドリフターがある。それがウッカリと見落としがちで厄介なのだ。
それが、ブユとかクロカワゲラ。さらに、ユスリカでありながら、シロハラコカゲロウに及ぶ大きなサイズのオオユキユスリカもいる。これがまたとんでもなく重要でライズに密接するドリフターなのである。
恐ろしく大量のあれこれユスリカやシャックが隠している、これらの本命ドリフターを発見するのが、この時期の楽しみであり、ヒットへの早道。



2020年07月24日(金)

カリタ式2.0 水中ライズを釣る


7月22日発売、つり人社の雑誌「Fly Fisher」に記事を書きました。
タイトルは、「カリタ式2.0」 水中ライズを釣る。2.0というタイトルは、刈田の新境地というわけで編集長の提案。
内容的には、私のフライフィッシング歴を振り返りながらも、今たどり着いた新境地フライフィッシングを紹介。 それは、フライフィッシングの長い歴史の中で、ほとんど注目されなかったテーマ。 シャックドリフターやヒラタカゲロウなどのボトムハッチスティルボーンにマッチしたフライフィッシング・・・それこそが、見えないライズ・・・水中ライズを軽快に釣ることにつながる。
ウェットフライ釣法ではなく、ニンフィング、ドライフライでもないフライフィッシングということになる。 それには、カリタ式ウイングマーカーのような、水中ドリフトフライを導く浮力とアタリがあれば瞬間的に消える浮力。その相反する要素を兼ねそなえたアイテムを使って、新たなフライフィッシング「ドリフティング」を楽しもうというわけです・・・大きいのも釣れます。




2020年04月19日(日)

川の中


ライズが見えない状況での、ヤマメの捕食物。
水面へのライズが見えないから、ヤマメなどの活性は下がっているのか・・・必ずしもそうとは限らない。
なぜなら、ハッチがなくでもシャックはいつでも流下しているのが普通。
あらゆる水生昆虫のニンフやラーバは、脱皮によって成長しているからで。種によってその脱皮回数は違うといわれているが、4〜5回以上脱皮している。
写真は、コカゲロウのシャックで、どれもまだ食べたばかり。シャックドリフターを積極的に食べていたことがわかる。
次の写真では、右上にフタモンコカゲロウのイマージャーが3頭入っている。左に大量捕食されているのは、ヒラタコエグリトビケラのシャック。カディス系のシャックには、このように淡色のタイプがほとんど。
シャックは、ハッチがあるときにも流下が増え、ハッチのないときには、昼頃から午後に流下が増えることが多い。ライズが見えなくても、決してあきらめず、シャックドリフターにマッチしたフライフィッシングをやってみてはどうだろうか。
シャックは、流心系をメインに、流れの中上層をナチュラルドリフトで流下してくる。
走ったり流れを横切るようなドリフトをしないのがシャックなのである。



2019年12月20日(金)

フライフィッシング動画 youtube

春のフライフィッシング動画をyoutubeにアップしました