
ヒメヒラタカゲロウ パラスティルボーン
ヒメヒラタカゲロウのハッチがあるときにマッチするフライパターン。
ボトムからのハッチが出来ずに水面直下ドリフターになった、ヒメヒラタカゲロウスティルボーンにまっちするフライ。
カリタ式のパラフライは、パラシュートタイプフライの長所だけを形にしてある。それは、フライボディを水中ドリフト出来ること、厳選したハックルは水平に薄く巻かれてたいへん高性能。
その目的は、フライボディを水面直下へ安定してドリフト出来ること。また、たいへんソフトなフライ着水が楽に出来ることは最強力メリット。
逆に、パラシュートタイプが見切られる最大の要因である、傘のような丸い毛玉シルエットに仕上げないこと。つまり、「分厚く巻いた」パラシュートハックルが、一般的なパラシュートタイプフライのもっとも弱点になっているのだ。

エルヒラタ パラスティルボーン
エルヒラタは、エルモンヒラタとも呼ばれるヒラタカゲロウ。平瀬のボトムからハッチしてくる水中羽化を行う。その特徴は、なんといっても体長が12〜13㎜あるサイズで、春から初冬までほぼデイリーでハッチがあること。ただし、ボトムからのハッチで、そのハッチを視認するのはかなり難しい。とはいえ、連日のように午後の後半からイブニングにかけてハッチがあること。そのハッチに失敗したスティルボーンは、水面へのライズが見え無くても、水中で捕食されている。だから、平瀬の流心系なら毎日午後の後半からヒットのチャンスがある。それがもし曇りや小雨なら一日中少しずつハッチがあったりする。
このパラシュートタイプのフライは、エルヒラタのボディを水面直下や、もう少し深くドリフト出来るようにタイイングしてある。また、パラシュートタイプフライの「弱点」傘状丸毛玉状態にならないよう、しかも、安定して水面にハックルが載るように特別なタイイングをしてあり、難しい水中ライザーへ楽に挑戦出来るフライパターンに仕上げてある。
使うときには、フライボディ部分を水中に入れてドリフトして下さい。例えば、スプレー式フロータントなどを全体につけてしまうと、このフライの機能が活かせなくなってしまいます。
このパラシュートタイプのフライは、エルヒラタのボディを水面直下や、もう少し深くドリフト出来るようにタイイングしてある。また、パラシュートタイプフライの「弱点」傘状丸毛玉状態にならないよう、しかも、安定して水面にハックルが載るように特別なタイイングをしてあり、難しい水中ライザーへ楽に挑戦出来るフライパターンに仕上げてある。
使うときには、フライボディ部分を水中に入れてドリフトして下さい。例えば、スプレー式フロータントなどを全体につけてしまうと、このフライの機能が活かせなくなってしまいます。
フタバコカゲロウ パラ・スティルボーン
フタバコカゲロウのハッチ出来なかったイマージャー、フタバコカゲロウ・スティルボーンにマッチするフライパターン。
フタバコカゲロウは、コカゲロウとしては特別で早瀬や平瀬流心のボトムから水中羽化でハッチしてくる。
だから、ハッチ出来なかったイマージャーは、水面上には出られずに水中ドリフターになってしまい、ヤマメやトラウトにとってはたいへん捕食しやすいドリフターになっている。
その代わりに、フライフィッシャーにとっては、そのハッチを釣るのに水面上に浮いたドライフライではなかなか思うように釣れない状態になりがちなのである。
そこで、早瀬や平瀬流心で波にもまれてもボディを安定して水面直下にドリフト出来るようにパラシュートタイプハックルにデザインしてある。
だがこれは従来のようなパラシュートフライじゃない。
それは、ロングハックルを選んで、下面フラット極薄に仕上げてある。それによって、少ないハックルファイバーでも確実に水面へ載るようになり、パラシュートタイプハックルの弱点である傘状毛玉にならなくなった。
つまり、パラシュートフライパターンのメリットだけをすべて活かしたフライになっている。
使うときには、フライのボディを、必ず水中にドリフトして下さい。
フタバコカゲロウは、コカゲロウとしては特別で早瀬や平瀬流心のボトムから水中羽化でハッチしてくる。
だから、ハッチ出来なかったイマージャーは、水面上には出られずに水中ドリフターになってしまい、ヤマメやトラウトにとってはたいへん捕食しやすいドリフターになっている。
その代わりに、フライフィッシャーにとっては、そのハッチを釣るのに水面上に浮いたドライフライではなかなか思うように釣れない状態になりがちなのである。
そこで、早瀬や平瀬流心で波にもまれてもボディを安定して水面直下にドリフト出来るようにパラシュートタイプハックルにデザインしてある。
だがこれは従来のようなパラシュートフライじゃない。
それは、ロングハックルを選んで、下面フラット極薄に仕上げてある。それによって、少ないハックルファイバーでも確実に水面へ載るようになり、パラシュートタイプハックルの弱点である傘状毛玉にならなくなった。
つまり、パラシュートフライパターンのメリットだけをすべて活かしたフライになっている。
使うときには、フライのボディを、必ず水中にドリフトして下さい。
シロハラコカゲロウパラスペント
シロハラコカゲロウは、日本でもっとも普通に見られるコカゲロウで、体長も最大では9㎜を超えるほどでハッチもわかりやすいメイフライです。課題となるのはその産卵形態。それが水中産卵で、メスは、平瀬ボトムの石裏まで潜水していって卵を一粒一粒並べて産み付ける。その産卵が終わると、メスはそのまま力尽きて水中ドリフターになる。この産卵が日中に行われることから、日中の捕食対象としてたいへん重要なのですが、なにせ絶対に浮かない水面直下から水中ドリフトなので非常に難しい釣りになってしまうわけです。このフライパターンは、ハンガータイプにすることで、フライを安定して水面直下にドリフトすることが出来て、キャストすればソフトな着水、そして視認性も抜群です。
また、薄く長いハックルは、パラシュートタイプのパターンに見られる円形の影を見きるようなトラウトにもシルエットがぼやけて見きられにくい結果が出ています。
使い方、シーズンを通して昼頃から午後のライズに使えるという、大きな特徴がある。使うのと気には、ハックルやインジケーターは浮かべても、フライボディは、必ず水中にドリフトして下さい。
また、薄く長いハックルは、パラシュートタイプのパターンに見られる円形の影を見きるようなトラウトにもシルエットがぼやけて見きられにくい結果が出ています。
使い方、シーズンを通して昼頃から午後のライズに使えるという、大きな特徴がある。使うのと気には、ハックルやインジケーターは浮かべても、フライボディは、必ず水中にドリフトして下さい。
シロハラコカゲロウ イマージャー トランジ #18 #16
シロハラコカゲロウは、日本全国の平瀬全域に生息してサイズも大きいことから、コカゲロウの代表種といえる。ハッチ(羽化)シーズンも長く、春の初めから初冬まで出てくる。
フライフィッシング的には、水面羽化のイマージング(羽化行動)関連とメススピナー(成虫)の水中産卵が重要なテーマとなる。
このトランジは、水面羽化途中(トラジショナル)のイメージにタイイングしてあり、ハッチシーンにマッチするフライ。
下記のオーダーシートでは、インジケータの色を選ぶことが出来ます。使い方。シロハラコカゲロウやサイズのマッチするコカゲロウのハッチがあるときに使ってください。 インジケーターとウイングだけにフロータントを部分付けして、シャックやフライボディにはフロータントは付けないでください。
エラブタマダラ スペント #18
エラブタマダラカゲロウの♀は、産卵に適した平瀬の流心上空に集まり一斉に着水して産卵する。産卵後の♀は、スペントで、そのまま集団でドリフターになる。だから、産卵地の下流流心系では、突然激しい連続ライズが発生する。そうなると、マッチフライ以外ではとうてい太刀打ち出来なくなる。
ハッチシーンとは比べようもなく連発するライズは、マダラカゲロウスペントの可能性が高く、中でも、エラブタマダラカゲロウは、ハッチシーズンが長く大量に出る重要種である。
下のphは、連続ライズの捕食物で、ほとんどがエラブタマダラカゲロウのスペントである。一部混じっている赤褐色系のスペントは、アカマダラカゲロウのスペント。
