狩野川にモンカゲロウ羽化
4月18日狩野川。10:30。採集ネットを流れにセット。まだ降ってはいないものの今にも降り出しそうな天候。河原の上空には、まれに見るほどたくさんの鳥が猛スピードで乱飛・・・これはツバメ?いや反転飛行の腰(背の下部)に白色斑が見える。どうやらイワツバメか。
当然この写真にも写っているはず・・だった。だがどうやら雨雲で暗いため、光量不足でカメラのシャッタースピードが遅くなり流れて写らなかった。
そんな有様で、空をボーッと眺めていると上流から風に乗って巨大なカゲロウが飛来。10:47。だが、手にネットはなく捕獲出来ず。見た限りではモンカゲロウ。
11:00までのドリフター(流下生物)は、ヒロアタマナガレトビケラ(ピューパ)、アカマダラカゲロウDun、フタバコカゲロウDun、メイズコカゲロウDunその他、まだ量は少ないが、これからいいハッチが期待できそうだった。
11時を過ぎると、モンカゲロウの脱皮殻が流下し、直後にダン(亜成虫)が流下。さらにコカケロウ系数種がハッチ流下。
ドリフター量は、時を追うようにドンドン増えてきた。
それなのに、流れにヤマメなどの動きはまるで見えない。13時16分ついに雨降り出すも、やっぱりライズ無し。やむなく撤収して上流へ移動。
ハッチ系ドリフターのピーク?に撤収移動という判断ははたして如何なものか・・・。
この後、ビショ濡れ狩野川ドリフチェッカー旅がどうなったかは、5月下旬発売の雑誌「Fly Fisher」第24回ドリフチェッカーに掲載予定。