群馬県神流川C&R区間マエグロハッチ
3月27〜28日は、群馬県神流川C&R区間にてBird Viewの撮影やドリフチェッカーの取材。流れは、渇水気味で川底の付着藻類も分厚くドロっとなっており早く一雨欲しい状況。
その28日は、曇りの天候が幸いしたか、朝9:過ぎからユスリカがハッチして、ヤマメがライズ。
それが10時頃からは、ミズバチもかなり動き出してフライフィッシングは面白くなってきました。
しかも、昼頃には、シロハラコカゲロウのハッチに、マエグロヒメフタオカゲロウがバラバラッと加わり、そこへ、当然のようにナミヒラタまで出てきました。難易度は高いですが、水中羽化ナミヒラタは当然としてもマエグロも予想外に食われており、かなり面白いマッチザドリフターの釣りが楽しめます。我がホームグランドも、いよいよこれから絶好調が期待されます。もっともこれは、水生昆虫の話。
C&R区間下流側は、鵜の食害がひどいという情報でしたが、やはり、去年からのヤマメは姿が見えなくて残念です。大きな石が無く、小砂利ばかりの渓相は鵜に狙われると、魚の隠れ場所がなく全て食われてしまう。河川改修はしても、大きな石や岩を川に残しておいて欲しいと思います。写真のカゲロウは、マエグロヒメフタオカゲロウのメスダン(亜成虫)。