2019年10月16日(水)

水生昆虫ガイドブック 出版

やっとで出来上がりました。流水に棲む水生昆虫、メイフライ(カゲロウ)カディス(トビケラ)ストーンフライ(カワゲラ)など126種の各ステージを掲載た、電子ブックです。 Apple iBooksの仕様ですので、iPhone。iPad。MAC PCで見られます。 iBooks Storeで 「水生昆虫」か「刈田敏三」で検索すると出て来ます。立ち読みバージョンのサンプルが用意してありますので是非ご覧ください。


2019年05月25日(土)

5月の新しいブックです

「フライフィッシング ザ・ロッキーマウンテン ハッチ&ドリフター I 」刈田敏三。
とちょっと長い名前ですが、Apple iBooks storeから出版しました。
春から夏のモンタナやアイダホ州の川を訪れ、ハッチやドリフターをチェック。超難しいライズに世界を釣り歩くフライフィッシャー勝俣雅晴氏がフライフィッシングで挑戦しています。
掲載している川は、イエローストーンリバー、マジソンリバー、ヘンリーズフォークリバー、ミズーリリバー、そして、アームストロングスプリングクリーク、デピュースプリングクリーク、ミレズニックスプリングクリーク。たくさんの水生昆虫データとフライパターンも掲載してあります。
このiBooksでは、動画を掲載出来るので、ライズやハッチシーン、ドリフターのアクションなどもショートムービーで見られます。iBooks storeでは、フライフィッシングと検索すれば出て来ます。サンプルブックを見ることも出来ます。


2019年04月06日(土)

ニューブック

Apple iBooks Storeでネット販売される電子書籍を作ってみました。
カバンに入るような、ノベ竿一本とポケットに入る仕掛けだけで、世界中の川や海など、どこででも様々な魚を釣ってしまおうというアイデアです。iBooks Storeでは、サンプルブックも見られます。
iBooks Store で 「刈田敏三」を検索するか、「魚釣り スタートガイドブック」を検索してみて下さい。


2019年04月05日(金)

ドリフチェッカーin忍野開催


「カリタ式 見て!巻いて 釣る 大まじめに楽しむドリフチェッカーin忍野」
が シーアンドエフデザイン社の主催で行われることになりました。
ただこれは有料のイベントで、毎回8人限定になっています。日程が合えば是非ご参加ください。
参加申し込みは、4月9日頃から開始するようです。

第一回4月21日(日)
第二回5月28日 (日)
第三回6月22日 (土)
第4回7月20日 (土)
第五回8月24日(土)
第六回9月28日(土)
問い合わせ先は、株式会社シーアンドエフデザイン 月〜金 (10:00-18:00)
電話 :045−949−2301 担当:瀬川



2019年02月08日(金)

クロカワゲラ始動!


1月29日岩手県釜石市。それまでまったく雪が無かったのですが、早朝にサーッと雪が降った。 そこで、甲子川を遡って行ってみた。鉄道釜石線の洞泉駅を過ぎると、雪は3〜4センチ積もっている。 川沿いの道を歩いてみたが、なかなか見つからない。どうも強い風が吹きだしたのが良くないらしい。それでも、渓畔林に積もった雪の上に何やら動くモノを発見・・・いました。全長8ミリ。テールが少し痛んでいましたがクロカワゲラです。やっと、ハッチシーズンが始まるようです。昆虫といえば普通は夏向きな存在のイメージ。ところが、このカワゲラは、寒冷な環境がを好んで、気温がマイナスであろうと、氷や雪の中でもまったく平気。これからの極寒期をハッチ(羽化)シーズンにしている。雪や氷の上を這い回ってオスとメスが出会うという生態で、産卵に向かうメスは、渓流沿いを歩いて上流へ向かう。立派なウイングがあってもあまり飛ばないところが不思議で、ウイングの退化してまったく生えない種もいるから面白い。せっかく進化してウイングを得たのに使わないのではもったいない。同時期に羽化する、大型のユキユスリカなどは、どんどん飛び回るのに、このクロカワゲラは、なぜか這って何百メートルも川を遡っていく。もう少し季節が進めば、渓畔の雪の上をゾロゾロ歩くクロカワゲラママの姿が見られる。



2018年09月13日(木)

雨が降ったら


ひらけた谷間の底には、小さな川の水面が糸のように見える。 「ふ〜む」 北米大陸の平原を浸食してこの渓谷を作ったのは、こんな小さな川?・・・山々の峰はなだらかで、ここがかつては広大な平原だったと教えられたことは納得出来たが・・・。 アメリカ、コロラド州南西部。この広場こそが、スーパーサウルスと呼ばれるディプロドクス科巨大恐竜の3メートルにも及ぶ肋骨をはじめ多数の化石の発掘現場。 ここで発掘された巨大恐竜は、体重40t以上、体長33m以上と推定されている。 ここに来てみてまず驚いたのは、こんな砂漠に近いような乾燥した大地に超巨大恐竜が何体も化石になっている不思議。 現場の先生によれば、当時ここには川が流れていて、ワンド状態の淀みになっていたらしい。その淀みへ落ち葉や流木がたまるように、豪雨によって恐竜の死体が続々と流れ着いたのだろうという。 その時代・・・中生代ジュラ紀あたりには、大森林と平原を蛇行する大きな川と巨大恐竜・・・それが時代を経てこの風景。 まっほぼ2億年に近いような歳月を経た結果ですが。いつの頃からかこの辺りはほとんど雨が降らなくなり、冬に少し雪が降って、その雪解け水が谷底に湧き出して流れているという。それでも、このように大地は浸食され、崩れ、また流され、変化しつづけてきたのだ。 ところが、日本というのは、北アメリカプルーム(プレート)に太平洋プルーム、フィリピン海プルーム、ユーラシアプルームの4つのプルームが押し合いへし合いで断層がいっぱい。だから地震や火山活動が活発で地殻変動などあたりまえ。さらに気候的にも豪雨、台風などが加わってしまい・・・つねに様々な変化があり続けることを大前提にしながら、物事を考えるべきじゃないかね・・・巨大ダムに原発・・・。 まず、ど偉い大教授が想定外でした・・・なんて言わないで欲しい。
ロッキー山脈の木が生えていない地域では、大地の変動結果がたいへんよくわかる。そこには、断層に加えて、地層の傾斜が垂直に近くまで立ち上がっていたり、地層の時代が上下反転しているような、恐ろしい地層逆転現象まで観察することが出来る。色々な現象が発生するのがこの宇宙らしい。