水生昆虫Riverファイル 2017年05月20日(土) 武蔵水路
この流れは、陸地を掘って人工的に作られた導水路で利根川から荒川へと水を引いている。垂直のコンクリート護岸で水流が非常に早くて近づくのはたいへん危険。だから、立ち入ることのないようにしっかりした柵に囲まれている。 ・・・ところが、こんな流れでも面白い現象が起こる。それは、利根川の水とともにこのエリアにいるはずの無いような水生昆虫がここにやって来て、この水路からハッチ(羽化)して橋の柵やら、脇の樹木...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2017年05月03日(水) 初夏の知らせ
4月23日、埼玉県東松山市の荒川水系都幾川です。 平地の小さな川ですがアクセスしやすくて、水生昆虫や水生生物を観察するには最適な流れです。ところが、この日は雨不足で水位が下がっており、いつも見られるオイカワなどがほとんど姿を見せていませんでした。それでも、この写真を撮った14時頃、オオマダラカゲロウの羽化があって2頭の亜成虫が水面を流下しているのを双眼鏡で観察出来ました。このタイミングは、かなり...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2016年10月04日(火) 洪水の後
このところ岩手県釜石市に出張中。ここでは、去る8月16日の夜に豪雨。それからは、何度も大雨が来てずっと川は増水状態。そして、8月30日に台風が来てたいへんな豪雨。 釜石市でも、各地で、大きな水害が発生して、今だに、通行止めになっている県道もある。 今滞在しているすぐそばにも、甲子川が流れており、30日夜には氾濫しかかったところもあったと聞く。 すぐ近くに発生した護岸の崩壊現場に行ってみる...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2016年05月29日(日) 川を甦らせる一手
コンクリートで固められていなくても、水生生物にとって重要な棲みかである石が砂に埋もれていると、あらゆる水生生物にとって非常に棲みにくい環境になってしまう。 ダムや砂防、床固工や生物への配慮のない様々な河川工事の影響で、このような川底がどこに行っても見られるようになっている。 このような川へ遊びに行っても丸で楽しくないもの。魚も水生昆虫もいないのだ。 けれども、手はある。日本ではまだ見かけ...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2016年01月18日(月) 2016年、新年を迎えて・・・日本の失われた環境を取り戻したい! その一
このままの政治傾向から行き着く先は、原発難民・・・どこへ? ですが、こっちも重要課題。 水生生物が消え、鉄砲水を吐き出す・・・死の川だらけの日本。 写真は、たまたま長野県千曲川水系の山地流です。流域は、それまで緑豊かで良好な自然環境でした。ところが、川が「改修工事」でコンクリート三面護岸化されたので、水生生物が棲めるような環境が無くなり一部のバクテリアしか棲めない死の川になってしまった。だが...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2015年01月22日(木) 1月21日の川
いよいよ寒さが身にしみるのですが。埼玉県皆野町を流れている荒川です。天気予想で、風が弱いというので出かけてきました。11時50分に到着。さっそく水温を測ってみると「ウヘッ」2.1℃。ウェイダー(大長靴)を履いているとはいえ、川に立ち込んで昆虫採集などをするのは楽ではありません。その12時ごろからドリフター(流下昆虫)を採集してみると、わずか10分ぐらいで、驚くほど大量のユスリカがネットに入った。具...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2015年01月13日(火) 怪獣?出現
水中ビデオからの写真です。年末の埼玉県秩父市荒川本流でした。年がら年中、川を観察しているのに、あまりに意外なところでしかも特別大きいヤツに出会って、心底ギクリとしました。日本固有種のナガレタゴガエルです。秋から山地渓流の水中に潜って冬眠するのです。この時も、ジッとして動かずおり、つついても反応しなかった。その後2時間ほどして見に来たら、どこかへ逃げ去っていなかった。いや、いややっぱり生きていたんだ...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2014年11月08日(土) 男鹿川「川の探検隊」開催
男鹿川のC&R区間の釣りは11月1日より禁漁・・・ですが、「川遊び会」をやることになったという連絡がありました。まあそこで、刈田も出かけて川を取り巻くあれこれの話をすることになりました。 もちろん水生昆虫話や直接聞きたいことなどありましたら、是非お出かけ下さい。 2014年11月16日(日)午前10時〜12時 集合:川治ふれあい公園 9時30分 観察場所:栃木県日光市川治温泉男鹿川C&...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2014年07月17日(木) 謎のメイフライ(カゲロウ)
夏の山地渓流上部で出会った大型の美しいメイフライ・・・カゲロウ。メイフライという呼び方は、英語そのままのカタカナ語、一般的にはまだあまり知られていないでしょう。だが、カゲロウというと、ほとんどの方が「ああ〜知っている。ウスバカゲロウ、アリジゴクですね」という反応が返ってきてガッカリしてしまう。このウスバカゲロウ科は、陸生昆虫であり、水生昆虫のカゲロウとはまったく無縁な昆虫です。それなのに、昆虫界に...続きを読む

水生昆虫Riverファイル 2013年04月17日(水) 4月11日岐阜県蒲田川
岐阜県の蒲田川は、あの有名な北アルプス槍ヶ岳の南面から流れ出しており、やがては神通川となって富山湾に注いでいる。 だから、ここは本州中部山岳地帯ど真ん中というまぎれもない山奥。標高は写真の地点で約800m。渓谷にはこの日も雪が降った。 ところが、この辺りはいわゆる奥飛騨温泉郷で、渓畔のあちこちに温泉が湧く。当然、流れ込む温泉も少なからずで、水生昆虫の羽化シーズンもその影響を大きく受ける...続きを読む




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