ニンフシェルライト
ニンフシェル・ライト
春夏秋冬、毎日もっと釣るフライ
メイフライやストーンフライニンフは、羽化するまでに5回以上脱皮して成長する。そのニンフが脱いだ外皮がニンフシェル。そのニンフシェルは、いわゆるハッチとは無関係で、年中流下している。だから、ヤマメやトラウトにとってもっとも日常的な食物。
釣るときに忘れてならないこと。それは、ニンフシェルが重くないこと。
ニンフシェルは、水よりも比重がやや軽いのが特徴。だから、川底で脱いだ外皮でも、ゆっくりと浮上して、やがて上層を流下するようになる。このフライは、魚の反応を見て底層だけでなく中層や上層にもドリフトしてみるのがどんどん釣るヒケツになる。なお、ホンモノのニンフシェルにはウイングなどはない。フライの場合鉄の鉤が入って重たい。そこで、少しでも水流にのって軽やかにドリフトするようにウイングをセットしてある。
テイル~アブドメン:ヴェインファイバー「ライトシャック」
セグメント:パールライトスレッド
ソラックス:ラビットヘアー
ウイング:ヴェインファイバー「シナモン」
フック:KT3