刈田スタディオ KARITA AQUATIC INSECTS LAB
2017年09月11日(月)

川水浴


このごろ、人体の「アーシング」が少し話題になっているらしい。
これは、人体に溜まった静電気をアース(地球への接地)することで放出しようという発想・・・というか一つの健康法といったほうがわかりやすいかもしれない。
まあそこで、近頃行った川の観察会で15人の成人に対してアーシングを勧めてみた・・・といっても、川のそばにいたわけで足元の流れにちょいと手を浸してみるだけのこと。
人体へのアーシングという耳慣れぬ行為に、集まった皆さんがどう反応するのかに興味があったのですが、わりと素直に皆さんはスッキリしたとか、爽やかになったなどの感想が聞けました。
アーシングのような、ちょっと信心めいた印象もぬぐえない行動は、一般の方々には難しい発想かなとも思いました。
でも最近は、セルフのガソリンスタンドにおいては、アース盤に触ってアーシングをしてから給油するのが必須の行動。また、病院に行けば、心電図をとられたりして、人間の体が電気によって活動していることが何となく身についていたからでしょう。
また、人間が、ワラジ(湿らして履く)で歩いていたころには、常にアーシングできていたので疲れ知らずで江戸から長崎だって、どんどんあるいて行けたという見方もあるようです。
現代生活では、地球と直接接触する機会が減っている。マンションでも住宅でも静電気にくるまれて生きているような状態。体内に過剰に貯った静電気は、人間の体に様々な悪い影響があるらしい。まあ詳しくは、ネット検索してもらうとして。散歩のついでなどに、水の澄んだ流れがあったらちょいと手をつけてみませんか。スッと疲れが抜けるかも知れません。海はもちろんのこと、川や池、湖・・・大地に掘られた露天風呂なども、アーシングにはたいへん有効だと思われます。