刈田スタディオ KARITA AQUATIC INSECTS LAB

アカマダラカゲロウスピナー


北海道から本州・四国・九州の山地渓流から平地流の平瀬に多数生息している小型のマダラカゲロウ。羽化期が3月から10月までと長い特徴があり、羽化期の短い中大型種とは大きく違う。

このメススピナーは、夕方にボール状に丸めた卵塊を平瀬流心に着水して産み落とし、そのまま死んでドリフターとなる。

このアカマダラの産卵は、平瀬のある場所に多数のメスが集まって産卵することから、スペントスピナーも、多数が集中的に流下することとなり、このスペントドリフターに対するヤマメなどトラウトのライズは連続多発のスプラッシュライズになる。

この時こそが夢に見るような最高にエキサイティングなフライフィッシング。

しかし、実際の現場では、突然わき起こる多数のシッピングやらスプラッシュライズにフライフィッシャーは幻惑され呆然として夜になるということも多い。

その原因は、アカマダラスペントドリフターに対して、サイズやカラーのマッチしないフライにはたった一度のまぐれ当たりも発生しないという厳しい現実にある。それだけに、マッチフライの価値は大きい。

ライズ現場の状況によってはサンクンドリフターの場合もあり、その場合はライズキャッチャーを使い、インジケーター無しのパターンを水面直下から浅い水中へドリフトして使う。

※スピナー:カゲロウ成虫

※スペント:産卵後で疲弊したり死んだ状態

※シッピングライズ:大きな水紋や小さな水しぶきをあげて魚がエサをとる様子

※スプラッシュライズ:大きな水しぶきをあげて魚がエサを食べる様子

※サンクンドリフター:水中へ沈んで流下するドリフター



アカマダラカゲロウ スペントスピナー
パーシモンインジケーター#18

税込770円
(本体:700円 + 消費税 10%)
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アカマダラカゲロウ スペントスピナー
インジケーター無し #18

税込770円
(本体:700円 + 消費税 10%)
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