4月18日
今年は桜が遅かったぐらいで、水生昆虫のハッチもなんとなくぼやけてスローペースの印象。せっかく川に出かけても・・・どこぞと同じで想定外ばかり。
それでも、このところの暖かさでやっと春の顔ぶれがそろってきて川に行くのも楽しくなってきた。
昨日は、ビデオ録音に邪魔なほどにさえずりまくるウグイスに混じって今年初めてカジカガエルの鳴き声が聞こえてきた。いよいよ快適に渓流歩きが出来るシーズン突入。
この時期目につくカゲロウには、ウイングにマダラ模様のある連中がいてちょっと注目してみましょう。見分けるのは、なかなかですが、撮り歩きにはぴったりの被写体。
種類としては、マエグロヒメフタオカゲロウ・キョウトヒメフタオカゲロウ・オオヒメフタオカゲロウ(仮称)・クロタニガワカゲロウ・ヤヨイミヤマタニガワカゲロウ・ナミヒラタカゲロウその他。
ウイングだけを見ると、かなりよく似ており、すっきり見分けるにはなかなかの難物。また、特別よく似ているくせに羽化形態が、水中羽化と陸上羽化があったり。よく観察すればさらに深い生態がわかって面白いでしょう。水際で行われる陸上羽化はミモノ。