刈田スタディオ KARITA AQUATIC INSECTS LAB
2009年07月14日(火)

アメリカ アイダホ州 ラストチャンス(地名)ヘンリーズフォークリバー


6月末から、アイダホ州とモンタナ州の川を回って来た。最初の目的地が、このヘンリーズフォークリバー。着いてみると・・・「やっマズい!」川の水位が例年に比べて20センチぐらいも低い。また、夕方のべストタイムに、フライフィッシャーの姿もホンの数人。こんな閑散として寂しいラストチャンスは初めてだった。昨年一昨年と水生昆虫の状況がイマイチ良くなかったこともあり、かなり心配した。
ところが、翌日から川に入れば、グリーンドレイク(トゲマダラカゲロウ属)のハッチが、絶好調。朝のスピナーから始まり昼はハッチで大盛り上がり。45センチ平均ぐらいのトラウトが多数ライズ。
夕方は、また、諸々ドリフターの流下で、久々に、地元で言うライズポッド(ライズの集中多発エリア)が何カ所も発生した。
今回は、これまでほとんど立ち入っていない、ローワーヘンリーズフォーク(アシュトン下流)も2日間ほどボートを使って回った。ここにもまた、ライズポッドが発生して期待したが、惜しいところでライズならぬライウ(雷雨)襲来で撤退。次の目的地は、モンタナのミズーリリバー。