刈田スタディオ KARITA AQUATIC INSECTS LAB
2009年05月30日(土)

5月13日栃木県日光市川治温泉男鹿川C&Rエリア


5月13日、栃木県日光市川治温泉の男鹿川キャッチアンドリリースエリア。
この季節でも、水温がまだ10〜11℃という冷たい流れ。そのため、今でも昼頃に一山ハッチのピークがあり、ライズが発生。
ドリフターは、シロハラコカゲロウにヨシノコカゲロウ、トビイロコカゲロウ、ネイブルコカゲロウとコカゲロウ系がメイン。ただ、その量から比較すれば、メインとはいえないけれども圧巻はミドリカワゲラ(セスジミドリカワゲラ)。ポトリポトリと落ちているのだ。
左岸沿いにある遊歩道からちょいと降りて水際を見て回ればその陸上羽化シーンがあちこちで観察出来た。これほど楽に観察出来るポイントも珍しい。だいたい11時ごろから午後の後半ごろまで観察に適している。美しい黄金ストーンフライの羽化シーンをご覧ください。
また、夕方18時ごろからは、再びライズが始まり、ピークにはほとんどライズストーム状態。
しかし、そのライズの数がいくらすごくても、トラウトの賢さも並ではなく、かなり冷や汗もの。
その上、ただ難しいというだけではない。50センチオーバーもザラだし、フルライン走られてそれっきりという場面もあった。