2005年11月22日(火)

天竜川秋葉ダム下流(静岡県)


現在、天竜川の秋葉ダムから下流数kmは冬期ルアー・フライ専用C&R区間になっている。
11月18日の昼過ぎ。ダム直下に近い中島地区に到着。(実をいうと今回は、郷里森町に用事がありそのついでに様子を見に来たのだ)
スケールの大きな川に4〜5人の釣り人が散っている。ルアーマンが一人に、あとはフライフィッシャーで皆ニンフィング。
左岸側道路からプールを眺めていると・・・サケのようなマスが浮上・・・スッとまた沈んだ。
これは、明らかにライズ。双眼鏡を取りだしてジッと見守るがそれっきり。
だが、これを見過ごす手はない。急いで周囲を探すと、幸いちかくに入漁券を売っている民家を発見。勢いで年券を購入。
民家のおばあさんは、年券の有効期限が12月末までということでもう残り少ないことをしきりに残念がる。
何やらほほえましい・・・だがそれどころではない。あのライズを・・・。
というわけでもうなりふり構わずライズに直行。ところが50メートルはある川岸を降りてみるとルアーマンがその辺りを狙っていた。
ガックリ・・・だが、少し探すと巨大プールの流れ出しにちいさな水紋が「ぷわ〜」
それチャンス到来と足元の流れからドリフターを探すがほとんど見つからない・・・やっと見つけたのはネイブルコカゲロウの羽化シャック。
しかも、肝心のライズほとんど単発レベル。その辺りにマスがいることだけがわかるといった程度。
まあ、これでは、皆フライを沈めたくなる気持ちがよくわかる。
でも私は例によってライズ専科・・・直後に大問題発生!
なにせ突然、予定外の釣りになったから、ランディングネットがヤマメ用のサイズだった。
ラッキーなことに、川に入った頃から14時頃が、ネイブルコカゲロウ、サイドコカゲロウメインのシロハラコカゲロウ少々のハッチタイムとなったのだ。ハッチは極少でも、マスの活性があがって次々とフライにレインボウが反応。
その捕食物を見ると。やはりハッチが少ないのを反映してネイブルやサイドのシャックメインに、ダムから流れてくる藻類など。
課題は、ドリフターからまともにフライで選ぶと#22となってしまう。ここの幅広ボリュウムたっぷりビッグレインボウを上げるのはちょっとたいへん。一工夫が必要です。