水生昆虫Riverファイル

千曲川川上村4月25〜26日

4月25日千曲川(川上村)
朝は晴れていましたが、11時頃からやや雲が多くなって12時頃には激しい雪模様。ひどく寒くて参りました。
しかし、水温は9℃をこえ、昼前から、シロハラにフタバコカゲロウがハッチ。流れのあちこちでライズが始まりました。
雪は、30分ぐらいで止みその後は徐々に晴れてきました。ハッチの方は、ウスバガガンボに、小型のコカゲロウ数種まで加わって久々に素晴らしいハッチ模様となり、ライズは夕方まで続きました。ライズの主は、ウグイ混じりのイワナ。それにしても、C&R区間でもないのにちょっと驚くようなセレクティブな反応で、同行した勝俣雅晴氏も、久々に面白かったと言っておりました。
なお、Rise Catcher clubの方には、更新情報があります。


群馬県神流川C&R区間マエグロハッチ


3月27〜28日は、群馬県神流川C&R区間にてBird Viewの撮影やドリフチェッカーの取材。
流れは、渇水気味で川底の付着藻類も分厚くドロっとなっており早く一雨欲しい状況。
その28日は、曇りの天候が幸いしたか、朝9:過ぎからユスリカがハッチして、ヤマメがライズ。
それが10時頃からは、ミズバチもかなり動き出してフライフィッシングは面白くなってきました。
しかも、昼頃には、シロハラコカゲロウのハッチに、マエグロヒメフタオカゲロウがバラバラッと加わり、そこへ、当然のようにナミヒラタまで出てきました。難易度は高いですが、水中羽化ナミヒラタは当然としてもマエグロも予想外に食われており、かなり面白いマッチザドリフターの釣りが楽しめます。我がホームグランドも、いよいよこれから絶好調が期待されます。もっともこれは、水生昆虫の話。
C&R区間下流側は、鵜の食害がひどいという情報でしたが、やはり、去年からのヤマメは姿が見えなくて残念です。大きな石が無く、小砂利ばかりの渓相は鵜に狙われると、魚の隠れ場所がなく全て食われてしまう。河川改修はしても、大きな石や岩を川に残しておいて欲しいと思います。写真のカゲロウは、マエグロヒメフタオカゲロウのメスダン(亜成虫)。



根尾川(岐阜県)


2月21日から延べ6日間も根尾川に行っていました。
それというのも、22・23日にはクロカワゲラ幼虫の河川流下現象がかなり発生していたからです。
午前中から午後の前半にかけて、見ている間に次々と流下。
そして、昼頃には、シロハラコカゲロウ、ミジカオフタバコカゲロウまで少量ながらハッチしてきました。
これはいよいよ面白くなるぞ・・と期待が高まったところ。大雨。
増水して濁り、クロカワゲラはまったく姿を消してしまいました。
更に数日現場待機しましたが、結局次の雨が降ったりしたのでついに、現場を離れました。残念です。
ちなみに、根尾川の山地渓流の方は、まだ、クロカワゲラの動きはまるで見えませんでした。遅れ傾向か。



大分県大野川


3月12日から22日まで九州の川を回ってきました。
最初は、大分県竹田市の大野川。13日15日16日の3日間を過ごしました。
初日13日は朝に小雪が時々舞い、14日は午前中を中心に数センチも雪が積もる有様。九州なのに思いっきり寒くて参った。
その挙げ句に15日は土砂降りの嵐。
この川は阿蘇連山の北側を流れており、あちこちから湧水が流れ込んでいる。
そのため、こんな天候の日々でも、日中の水温は13〜15℃と安定していた。
その湧水の影響は、水生昆虫の動きに大きく現れていた。
水生昆虫の羽化は、昼前から午後がメインで、サイドコカゲロウ、ヨシノコカゲロウ、シロハラコカゲロウなどコカゲロウ系は多数。
さらに、午後を中心に、もうアカマダラカゲロウにエラブタマダラカゲロウ、エルモンヒラタにナミヒラタ。
さらに驚いたことに、午後5時頃には、シーズンのハシリだろうけどモンカゲロウまで出てきた。
水中の季節進行は、関東あたりに比べると確実に一ヶ月ぐらい早い様子。
カワゲラは、オナシカワゲラが、アダルトを数匹見かけた程度。その代わり、ウルマーシマトビケラにコガタシマトビケラ、ヤマトビケラ
はかなりの量が出ており、マルツツトビケラは、たくさんのケースだけが川底の石に残されており、ハッチはすでに下火段階に入っている模様。
水中写真には、ヒゲナガカワトビケラのネットと、たくさんのヤマトビケラのケース、コガタシマトビケラのネットも二つ見えます。
このように、水生昆虫には素晴らしい川でしたが・・・ヤマメの姿はサッパリで・・・。



長崎県嘉瀬川


3月18日、佐賀県古湯温泉の脇を流れる嘉瀬川C&R区間でドリフチェッカーをやった。
昨日も、熊本県白川でドリフチェッカーをやっており2日連続の取材。
なにせ、エスエイジイエイ・・・SAGAの佐賀県でドリフターを調べるのは初めて。期待してやって来ました。
ここは、見た目どおり川の規模、渓相ともに素晴らしくフライフィッシング向きな平瀬がある。情報では魚影もかなり濃いという。
ところが、前夜からの雨は降り止まず。川は朝からもう濁ってしまっていた。
それでも、ドリフターを集めるネットをセットしてみると・・・9時すぎからウスバガガンボがハッチ。10時からはフタバコカゲロウ、サイドコカゲロウがドリフターになってきた。水温は8.5℃。
さらに。昼を過ぎる頃には、ネイブルコカゲロウに、シロハラコカゲロウもハッチ流下。
ドリフター状況はかなり順調。しかし、一旦濁ってしまった流れからライズはまったく見えない。
現場には、福岡県太宰府のフライショップ「げんごろう」の釣り仲間が10数人も集まってくれ終日ドリフターを一緒に観察して盛り上がりました。
だが、肝心の天候は夕方近くになっても雨は止まず、濁りっぱなしでライズ無し。
結局ドリフターを、チェックしたのみでワンキャストも出来ません。福岡空港に降りてから、1週間なにも結果が出せず・・・先月のようなぼ〜ず流浪旅に陥っています。明日19日の午後からは、熊本県白川に戻り、ドリフチェッカーの延長戦を・・・。



渓流解禁スタート


2月1日、愛知県寒狭川12時。
待ちに待った解禁。それがどうだ。この雨。大きな雨粒が水面を激しく叩くので、ライズがどうのという話ではない。
この有様の中で、ドリフターチェック。2月、土砂降りの雨。いったい何が流れるというのだろうか・・・
何事もやってみなくてはわからない、意外に出ましたね・・・ユスリカが。
この模様は、近日、雑誌「Fly Fisher」に掲載予定なので、詳しくは誌上にてということで・・。



2005年12月20日埼玉県皆野町荒川


12月20日。埼玉県皆野町荒川冬期C&R区間。
このところの大寒波で、ついに分流が凍ってしまいました。川へ少し立ち込んで氷を割ってみましたが何の足しにもなりません。
幸いこの日は日中に気温が上がってずいぶん氷が溶けたのですが、結局上流から次々と氷が流れてきます。
午後には、ユスリカアダルトがかなり水辺を飛び回り、「おやっ」と思わせました。しかし、調べてみると新たなハッチはほとんど無く、ライズも一時少し見られただけ。
これは、水温が低いということよりも、数日前からの水温急低下が原因でしょう。水温が低くても安定すればまたハッチが起こると思います。気になるニジマスは、活性が低く、底へ沈んでいる個体がほとんど。それでも、午後の後半には流れ出し付近のごく一部ではライズが継続して見られ、ポツポツヒットさせているフライフィッシャーもいました。
いずれにしろ、これからの川は、天候をよく把握してから出かけた方が良さそうです。



天竜川 2005年12月29日


年末は、28日29日と天竜川秋葉ダム下へ行っていました。
両日共に晴れて水温は7℃前後、日中は、昼前から予想以上にユスリカのハッチがあり、体長6ミリぐらいもあるヤマユスリカピューパも流下。特に午後には、ネイブルコカゲロウのハッチもみられた。だが、その割に大型ニジマスの活性が低いので地元の人に聞いてみると、数日前に秋葉ダムからのまとまった放水による増水がありマスが移動したらしい。その後に、ニジマスの放流があったことなどがわかった。
どうもその為に、ドリフターがあってもライズするというような状況にはなっていないようだった。
その放流効果か、大型のニジマスがかなりあちこちに見られるので今後に期待したい・・・ところが、この後私は珍しくひどい風邪を引いてしまい。2006年度のスタートは未だ自宅待機中。



荒川では、日中にユスリカがハッチしています。


このところ、週1〜2日ぐらいの割合で皆野町の荒川に行っています。ここは、現在冬期C&Rニジマス釣り場(この指定は、2006年2月末まで)写真のポイントは、栗谷瀬橋下流。奥に流れているのが本流で、手前の緩流が分流。
この分流では、朝10時ごろ(それ以前は未知)から、日没までずっとニジマスのライズが無数に発生。ライズマニアの私にはたまらなく面白いフィールドになっています。ドリフターは、4ミリと6ミリぐらいのユスリカ関連。主にディンプルライズですが、午後には、派手なスプラッシュライズも見られます。
終日常にライズがあるので、楽釣ムードに見えます。けれども、ライズをまともに狙ったら難易度は最高レベル。
止水に近いような澄んだ浅い流れと、連日の教育成果でわずか放流2ヶ月ほどのニジマスなのに信じられないほどフライを見切ってきます。
まあ、いろいろな釣り方はありますが、シーズン前ということでミッジングにこだわって研究してみるのには素晴らしいフィールドだと思います。



天竜川秋葉ダム下流(静岡県)


現在、天竜川の秋葉ダムから下流数kmは冬期ルアー・フライ専用C&R区間になっている。
11月18日の昼過ぎ。ダム直下に近い中島地区に到着。(実をいうと今回は、郷里森町に用事がありそのついでに様子を見に来たのだ)
スケールの大きな川に4〜5人の釣り人が散っている。ルアーマンが一人に、あとはフライフィッシャーで皆ニンフィング。
左岸側道路からプールを眺めていると・・・サケのようなマスが浮上・・・スッとまた沈んだ。
これは、明らかにライズ。双眼鏡を取りだしてジッと見守るがそれっきり。
だが、これを見過ごす手はない。急いで周囲を探すと、幸いちかくに入漁券を売っている民家を発見。勢いで年券を購入。
民家のおばあさんは、年券の有効期限が12月末までということでもう残り少ないことをしきりに残念がる。
何やらほほえましい・・・だがそれどころではない。あのライズを・・・。
というわけでもうなりふり構わずライズに直行。ところが50メートルはある川岸を降りてみるとルアーマンがその辺りを狙っていた。
ガックリ・・・だが、少し探すと巨大プールの流れ出しにちいさな水紋が「ぷわ〜」
それチャンス到来と足元の流れからドリフターを探すがほとんど見つからない・・・やっと見つけたのはネイブルコカゲロウの羽化シャック。
しかも、肝心のライズほとんど単発レベル。その辺りにマスがいることだけがわかるといった程度。
まあ、これでは、皆フライを沈めたくなる気持ちがよくわかる。
でも私は例によってライズ専科・・・直後に大問題発生!
なにせ突然、予定外の釣りになったから、ランディングネットがヤマメ用のサイズだった。
ラッキーなことに、川に入った頃から14時頃が、ネイブルコカゲロウ、サイドコカゲロウメインのシロハラコカゲロウ少々のハッチタイムとなったのだ。ハッチは極少でも、マスの活性があがって次々とフライにレインボウが反応。
その捕食物を見ると。やはりハッチが少ないのを反映してネイブルやサイドのシャックメインに、ダムから流れてくる藻類など。
課題は、ドリフターからまともにフライで選ぶと#22となってしまう。ここの幅広ボリュウムたっぷりビッグレインボウを上げるのはちょっとたいへん。一工夫が必要です。



<< 1 2 3 4 5 6 7 8 >>   Slide  



      Top     Recent Entries     Images     Slide     Log in     Powered by Arc/CMS