2008年12月12日(金)

プールでミッジング


12月9日。加須はなさき公園(埼玉県加須市)のプールへ。
もちろん泳ぐわけじゃない。ここは冬になるとトラウトのフライ・ルアーC&R釣り場になっており。しかも、入場料が4時間1200円と格安なのに40センチオーバーがゾロゾロ。
ただ問題はこのコンクリートプールという素敵でない風景・・・だが。こんな無味乾燥コンクリート池にも、ユスリカが生息している。
というわけで、例年のごとくユスリカの生態観察?に入場。
・・・と驚いたことに、そのユスリカがドンドンハッチしており、写真のように大量のユスリカピューパが捕食されていた。(サンプルの一部)。こんな人工的な環境でも、ユスリカはたくましく生息し羽化しようとピューパが浮上し、マスがそれをバクバク捕食している。
捕食されているピューパは、体長4〜5mm。他に羽化した後のシャックを多く捕食しているマスもいる。この場合#22〜24ぐらいのミッジピューパがジャストマッチのフライということになる・・・しかし、ここでそこまでマッチさせると、大量のマスが入っているのでフライを呑まれたりして、厄介なことが多々発生する。むしろ#18〜16ぐらいとちょっとハズしたぐらいのフライサイズの方がフライフィッシングを楽しめるだろう。
釣り方としては、水面直下から、水面下60センチぐらいに、ミッジピューパやシャックをユラユラとサスペンド。もちろんフワフワやコロコロフライでもヒットする。けれども、ここで出来るミッジングメソッドは、世界共通。どこへ行っても通用するわけ。いいトレーニングになるはず。
このオフシーズンに、我が家からたった30分。本格的ミッジングが楽しめる貴重な釣り場健在である。



2008年11月10日(月)

11月天竜川C&R区間スタート


2008年も天竜川秋葉ダム下流にて、11月1日より4ヶ月間限定のルアー・フライ専用区と同区内C&R区間がスタート。
そこで早速郷里に戻り、5日から出没しています。
写真は、6日の中島地区。このところここより下流の鮎釣地区では、ダムからの放水が続いており、水位が高く釣りはやや難しい状況。
だがこの中島では、その影響もなく、むしろ例年より水の透明度が高いためライズハンティングへの期待はかなり大きいと判断している。
現在水温は、やや高めの16℃前後。ドリフターは、フタバコカゲロウが流下量トップで、次いでサイドコカゲロウがトップに迫る勢い、まだ少ないのはネイブルコカゲロウ。ウスバガガンボも出ていますが、交尾や産卵にやってくるアダルトの方が目立っている。
肝心のニジマスは、まだ放流直後ながら、ライズも見え始めており、さあこれからというところ。夕方には、エルモンもチラチラ見えており、日並みによっては・・・というところ。



2008年07月25日(金)

7月18日高原の水生昆虫。桂川(山梨県忍野村、標高940m)


7月18日、高原の水生昆虫。桂川(山梨県忍野村、標高940m)
ここは、今も水温が12℃前後と非常に冷たく、水生昆虫のハッチ(羽化)が日中から見られるという穴場です。
この日の水生昆虫は、日中マルツツトビケラ、ナミトビイロコカゲロウ、コカゲロウ数種
。陽が少し傾けば、フタスジモンカゲロウ、アカマダラカゲロウ。そして18時30分を過ぎれば、クシゲマダラカゲロウ、ヨシノマダラカゲロウが羽化していました。
イブニングのピークとなる19時過ぎには、各種カゲロウのスピナーも混じって流れのライズはバコバコと激しく大変なことになり、非常に面白い状況。
避暑とライズを狙うフライフィッシングなら忍野村桂川がお勧めです。
ヒットフライは、日中ならブッシュカバーでオドリバエ、フライングアント、デプテラなど。午後の後半からは、SSイマージャーで、シロハラからアカマダラのハッチ系ドリフターに対応。イブニングの初期には、まだSSイマージャー反応が遅いと感じたら即キャプダン#16にスイッチ。そして真っ暗になる頃から、クシゲのスピナーがドッと流下しました。また、日によってはマルツツのスペントアダルトが流下してフライフィッシングを面白くしている・・・が、話が長くなるので、マルツツの件は別の機会としましょう。



2008年07月07日(月)

6月27日利根川


6月27日群馬県前橋市内利根川。
18時から、右岸の岸辺を歩く。流れは、前日の雨による影響がまだ残っており、軽いササ濁り。左岸には長竿を振るヤマメ狙いのエサ釣り師が5人も並んでおり、その間を縫ってルアーをキャストする姿も見える。
もちろんこれは肉眼で見たわけじゃなく。水生昆虫の動きを見るために使った双眼鏡で、たまたま見えた。おまけにそのルアーマンが、ヒットさせたらしい大型ヤマメをぶら下げて歩くのも見えた(うらやましい)。
ところが、目的の水生昆虫はどうも良くない。19:00を過ぎれば、いつも動きを見せる水生昆虫がまったく姿を見せない。
期待していたライズなどもまったく見えない。そして、19:30になっても、飛来昆虫はほとんど皆無。
あの利根川で、これほど虫が少ないとは・・・そこで、真っ暗になってから
ライトトラップを仕掛けてみた。
私が使うのはハンディな小規模灯火採集装置ですが、水生昆虫の亜成虫と成虫、集光性のある陸生昆虫が良く集まってきます。メリットは、これによってその現場での、水生昆虫の羽化や成虫の状態がわかるわけです。またタニガワカゲロウやマダラカゲロウ成虫などはボール状の卵塊を抱えたまま飛んで来たりして勉強になることは多い。
ライト点灯後直ぐに来たのは、コガタシマトビケラ×3、そしてクダトビケラが×10以上。それから、ヤマトビケラ、ウルマーシマトビケラ。ヒゲナガカワトビケラ、ヒメヒラタカゲロウメスダン、フタバコカゲロウメスダンそれから、体長2〜3mmのユスリカ数十匹・・・実をいうと、これは記録的非常に集まりが悪い。カゲロウ類は、2種2匹のみ。コガタシマ以外のトビケラはいずれも1匹ずつ。カワゲラゼロ。
「大丈夫かぁ?利根川」
たまたま日並みが悪くて、虫が出てなかっただけなら良いのですが・・・。川の健康状態をトータルで教えてくれるのは水生昆虫だけなのである。



2008年07月01日(火)

鬼怒川6月25日


鬼怒川(栃木県塩谷町)左岸。朝8時から川に入る。
暗い曇り空に時々小雨もじっとりと降ってくる。水温は11.8℃。
水温、天候どれをとっても、素晴らしい好条件。それなのに、水生昆虫はまったく姿を見せない。
仕方なく昼からは、車で20分ほど東へ走った荒川(那珂川水系)へ移動。
ところが、ここでも岸辺や水面にまるで虫の気配がない。よほど日並みの悪い日だったようだ。これまでなら、ポイントごとに立ち込んでいた釣り人もまったく誰もいない。寂しい限りで・・・ところが、悪状況で人が来ないと逆に良いことも起こる。それまで隠れていたモンスターが余裕で姿を現し、勝負することが出来た。
そして17時から、また鬼怒川へ。ところが、そうそう良いことは無く、エラブタマダラカゲロウとアカマダラカゲロウがホンの一瞬少量羽化しただけで、暗くなってしまった。
まあ、水生昆虫の羽化というものは、大雨嵐や増水だと確実にダメだし、このような絶好の天候でもダメという日もある。天気と虫の都合だけは手の打ちようがない。
また出直しです。



2008年06月14日(土)

鬼怒川6月13日


6月13日栃木県塩谷町の鬼怒川左岸。
なが〜く続いていた増水もやっと落ち着いてきて、水の透明度も上がった。
ここは、水温が低いため関東の平地渓流としては、水生昆虫の羽化シーズンがもっとも遅れて進行するところ。まさにこの写真を撮った頃もちょうどモンカゲロウのハッチがチラホラ見えています。約1ヶ月も遅い感じ。水温を測ってみると、11.7℃。
3日前の利根川前橋では、ほぼ同時刻同天候で水温が17℃を超えていた。水温が5℃も違うというのは、水生昆虫にとってたいへん大きな生息環境の違いといえるだろう。
ここでは、ほかにエラブタマダラカゲロウ、アカマダラカゲロウが多く羽化しており、量は少ないもののチェルノバマダラカゲロウ、オオマダラカゲロウの姿も見られた。
だが、ふと足元のヨシを見てギョッ!巨大昆虫・・・タイリククロスジヘビトンボ。全長で55mmもあった。