2011年03月07日(月)

3月4〜5日狩野川水系大見川


4日から、静岡県伊豆市の狩野川水系に出かけました。
ところが、早朝の御殿場では昨夜降ったらしい雪で東名高速周りの風景は真っ白。これはちょっと想定外の寒さです。
狩野川本流に到着してみると、流れには少し濁りがあり水量もこの時期としては珍しく平水以上。
例年渇水すぎて悩まされる季節ですから、まあヤマメには悪くなさそうです。
地元の方に聞くと、2月下旬に150ミリを超える雨が降り、しばらく濁流になっていてやっと落ち着いてきたところだという。
これでは少し水が多すぎるので、支流大見川へ。こっちは、水がよく澄んで平水。
しかも、流れの上空にはかなりたくさんの虫が飛び回っている。
さすがに伊豆半島は季節の進行が早い。11時の段階で、渓流に生息するウスバガガンボが無数に水辺や上空を飛び回っている。また、水際を歩くとマエグロヒメフタオカゲロウのダン(亜成虫)がパタパタ。
他には、ナミヒラタカゲロウ、シロハラコカゲロウ、フタバコカゲロウ、ブユなどが羽化している。
翌5日の昼過ぎには、オオクママダラカゲロウの羽化も確認できた。
水温は、10時頃8℃で昼過ぎには10℃ぐらいまであがった。