2009年04月21日(火)

4月15〜17日栃木県日光市川治温泉男鹿川C&R区間


4月15〜17日栃木県日光市川治温泉男鹿川C&R区間。
栃木県は、4月14日の午後より雨が降り出し。私がいた、鬼怒川沿いの山間部では、嵐のような大雨となった。当然そうなると一般渓流ではかなりの増水となった。
そこで、増水に強いダム下テイルウォーターの男鹿川C&R区間に行ってみた。すると流れはほとんど平水で、濁りも無かった。
早速、渓流沿いの遊歩道へ降りてみると・・・なんと、そこにはバコバコと続くランライズ。
午前10時のことだった。それが昼近くなると、足下の周囲から中型のカゲロウがバラバラと湧くように飛び出して・・・マエグロヒメフタオカゲロウのハッチが始まった。
渓谷に春の到来を告げるビジュアルサインのマーチブラウン(4月ですが・・・)メイフライだ。
だが、流れの中は別世界。シロハラコカゲロウとトゲトビイロカゲロウの両水面羽化キャラクターのダブり・・・とそこへ、風が吹き出してノックダウンが発生。マエグロドリフターが加わった三つ巴状態。まったく面白い季節だ。
なお。このC&R区間は、今期から大型ニジマスをメインにした釣り場に変貌しており、非常に楽しみな川になった。そして、この流れを管理している藤原町漁協のメンバーと会談の機会があり、刈田は、水生昆虫そしてライズを意識した「最高に面白いC&Rリバー」へ向けた協力をすることになり、C&R区間特別顧問担当になりました。