2007年10月04日(木)

宮城県大川の流下採集9月25日


渓流釣りシーズンも最後ということで、宮城県山形県をひとまわりしてきました。
9月25日に入ったのは、宮城県気仙沼の大川。その通称「新月渓谷」にはキャッチアンドリリースエリアがある。ここで、早朝6時30分から真っ暗になる午後6時まで流下採集を行った。
早朝から天候は晴れ。
この川での9月の流下採集は始めてということで何が来るかと期待は大きい。
しかし、先の台風系大雨の影響はここでも大きかったようで水生昆虫の姿は非常に少ない。実際、鉄橋の護岸には大増水の痕跡がハッキリ。どうしても、大増水の後は、水生昆虫が激減してしまう。そんなわけで、ハッチ系の流下で目立ったのはヨシノコカゲロウぐらい、トビケラもカワゲラもまるで見られなかったのは残念。その代わり、オニグルミが次々と流下してきて苦笑。
水温は16℃からスタートして最高は午後2時30分に19℃を越えた。現地は、見たところ山地渓流なのだが、上流は、開けた地形で水田なども多くあり晴れると日照によって水温がかなり上昇してしまう。
結局、この水系は一日で終了。そのまま夜に走って一迫川へ向かった。