ビオトープ実験

4ヶ月でビオトープに稲の花咲く

この4月、前から気になっていたビオトープ。
巨大バットというような形状のプラ舟(924×616×210 2980円 通常セメントをこねるのに使う)を庭に埋め、雨水が流れ込むようにして・・・早い話が簡易池を作ってみた。
その後、8月下旬現在、なんと稲の花が咲いており、このまま行けば、自作のお米が食べられそうです。
もちろん、化学肥料や、消毒は一切しておらず。バッタ数種がうまそうに稲の葉を食べている。もっともそれを狙ってカマキリも出没しており、そのハンティングを見ているとかなり楽しめる。
肥料分としては、最初入れた底土に腐葉土を混ぜただけ。
それから、最初8匹入れたメダカが、あっという間に10倍以上に増え、今や3世代目が育っている。これには感動。
最初以外はエサもやらないで繁殖出来ているのは、ミジンコの存在が大きい。難しそうだった水質維持も、程よい透明度をずっと保っている。
自然の能力というか、エアレーションも、水の浄化装置も無し。ただ、抽水・水生植物が茂っているだけ。
その植物は、稲以外にヒシ、ヒメスイレン、マツモ、フサモ、ショウブその他水田で雑草と呼ばれる植物諸々。
メダカ以外は、スジエビ・ヨシノボリ(両種とも近所の溜め池から)、イトトンボヤゴ、タニシその他が生息している。
とりあえずの難題は、アオミドロ。日々増殖しており、しょっちゅう間引くのが厄介である。
後はフタバカゲロウが産卵に来るのを期待したい。