2005年10月20日(木)

オオユスリカピューパ浮上


10月19日。埼玉県寄居町にあるYGLというC&R(フライ・ルアー釣り場)に行ってみました。
正午過ぎに池畔に着くと、この時間なのにライズリング。見ていると、数分に一回ぐらいは池のあちこちでライズしている。そこで、管理人さんに許可を得て流れ出し付近でドリフターを採集してみました。流れ出しとはいっても流速が遅いので、柄付きのネットで岸際の水面を掬って回わる。
わずか数分・・・すると、どうだ。
まだ赤黒い羽化直後のオオユスリカアダルト。それから、アオヒゲナガトビケラアダルトがネットに入った。管理人さんに聞くと最近では大きなミッジピューパパターンやソフトハックルでよく釣れているという。
それからも午後ずっとライズは見られ3〜4時頃にちょっとしたピークもあった。
トータルして、オオユスリカのハッチはまだこれからという感じだが、マスはもうすでにオオユスリカ待ち体勢。これからかなり期待出来そうだし、その後ぐらいか、アカムシユスリカも出るようなら更に長く楽しめそうだ。しっかり、ミッジングを楽しんだ帰りに管理小屋前の街灯を見ると、コガタシマトビケラ、ウルマーシマトビケラ、オオユスリカが飛来していた。
この池には、小川が流れ込んでいるので、そこに棲む水生昆虫がかなり池の方にもやってくるようで未確認ながら、流れ出しにはヒゲナガも生息しているという。
こういったポンドの管理釣り場であっても、ミッジングやマッチング・ザ・ドリフターの釣りが出来るというのはたいへん面白く、今後は、もう少し詳しく虫の動きを観察したいと思っている。