刈田スタディオ KARITA AQUATIC INSECTS LAB
Photo & Text by Toshizo Karita 刈田 敏三
ホーム Home
川語り River News
刈田式水生昆虫研究所
Fly shop 01
ウイングマーカー ドリフティング Fly shop 02
翅 TOZOFIBER
ヴェインファイバーShop
刈田敏三 Books
リンク
プロフィール
E-mail to Toshizo Karita
2005年03月28日(月)
シマトビケラがハッチ
クリックすると拡大されます
3月25日は、山梨県桂川へ。
この日は春めいていたそれまでの数日とは一転して寒い日になってしまいました。
だが、この桂川は、湧水が多くこの日も10:30で気温が7.3℃に対して水温が11.7℃。
そして、11時頃から、シロハラなどのコカゲロウがハッチを始め、さらにフタバコカゲロウなども加わって素晴らしいハッチになった。
そして午後になると、ウルマーシマトビケラが、ハッチしてきて、水面は水生昆虫の乱舞。
と言いたいところですが、冬型の強風が吹いてダンやアダルトはみんな吹き飛ばされていきました。
午後の後半にはウルマーのハッチがメインとなり、久しぶりのウルマー大量ハッチとなった。
写真は、水面羽化中のウルマー。
川底の石裏に固着された石作りの繭から泳ぎだしたピューパ(蛹)は、水面に達すると脱皮してアダルトになる。アダルトは、パタパタしながら川岸に向かって必死に泳ぐ。そんな瞬間です。